Eagle が「ライブラリの読み込みが遅くなっています」というメッセージを表示する場合、これは通常、ライブラリの保存に使用しているストレージデバイスの読み込み速度が十分でなく、Eagle が読み込み時にできるだけ高速にレンダリングできないことを意味します。

このような状況が発生した場合は、次の方法を参照して問題を解決してください。

以下の改善方法を利用する前に、Eagle の最新バージョンに更新してみてください。以上の問題点は既に解決された可能性があります。

サードパーティーのソフトで NTFS を読み込んでいるかどうかを確認してください。
Eagle開発グループのテストにより、Tuxera NTFS または Paragon NTFS プラグインのどちらを使用しても、ハードディスクからのランダム読み取りのパフォーマンスが大幅に低下します。可能であれば、macOS ネイティブのハードディスクフォーマット (APFS / HFS+) デバイスにデータを保存することをお勧めします。
macOS のバージョンが Ventura 13.0 かどうかを確認してください。 (2022 年 11 月 1 日更新)
これは macOS Ventura 13.0 バージョンの既知の重大なシステムバグです。海外でも同じ災害が多数発生しています（参考）。現在、Apple のネイティブのハードディスクフォーマット (APFS, HFS+) は影響を受けず、その他のフォーマット（exFAT、NTFS、FAT32 など) ハードディスクのランダムアクセス速度に大きな影響を与えます。Eagle の内部テストによると、速度は数倍から数十倍遅くなる場合があります。現在の解決策は次のとおりです。
1. macOS が新しい修正を展開するのを待ちます。
2. macOS 12.6 バージョンに戻ります。
  システムをアップグレードする前に Apple の Time Machine バックアップを使用していた場合は、一時的に以前のシステムバージョンに戻すことができます。この記事を参照してください。
3. ハードディスクのフォーマットを変更します。
  Windows と macOS を同時に使用する必要がない場合は、ハードディスクのフォーマットを変更することをお勧めします (macOS システムはネイティブファイルのハードドライブフォーマットを使用するため、パフォーマンスが大幅に向上します)。
USB3.0 以上の USB 端子に接続してるかどうかを確認してください。
外部ストレージデバイスを使用している場合、ストレージデバイスが USB 2.0 ジャックに接続されているか、ハブデバイスが異常でパフォーマンスが低下している可能性があります。ジャックを変更するか、ハブデバイスを一時的に使用せず、デバイスに直接接続し、動作するかどうかを確認してください。
ハードディスクの性能を検査してください。
Blackmagic Disk Speed Test（MacOS）または CrystalDiskMark（Windows）を利用して、ハードディスクの性能を確認してみてください。おすすめの読み込み速度が 50MB/s 以上です。
他のより高速なストレージデバイスに交換する。
条件が許せば、Eagle が最大のパフォーマンスを発揮できるように、より高速なストレージデバイスに変更することを検討ください。ハードディスクの読み取りと書き込みのパフォーマンスは、毎秒 50MB 以上にすることをお勧めします。

「ライブラリの読み込みが遅くなっています」と表示されるが、どうすればよいですか?

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